ライブ動画に最適! FCPX (Final Cut Pro X) でマルチクリップを編集しよう!

2020-05-07

続いてのFCPXのTIPSはマルチカメラ編集です。
ライブ撮影やMusicVideoなど、複数のカメラアングルで撮影したものを編集する時のやり方を紹介します。

読み込み

まずはデータを読み込みます。
2時間越えのワンマンライブなどはここの処理に時間をとられますので”明日編集しようっと”というタイミングで寝る前にやっておくと後が楽です。
ただこの読み込み処理が終わってなくても作業ができるのがFCPXのよいトコロです。
この時に注意するのが、ファイル読み込み画面の”プロキシメディアを作成”にチェックをつけてください。


マルチクリップを編集する時にとても重要になってくるので忘れないように気をつけましょう。

ファイル管理

クリップを選択してカメラ名にわかりやすい名前をつけておきましょう。

グループ分けをカメラ名前ごとにするとクリップの管理がとてもしやすく、クリップを見落としづらくなるのでとてもオススメです。

後々にマルチクリップを作成するときにも役立ちます。

マルチクリップを作成

マルチアングルで撮影したクリップを編集しやすいようにひとまとめにします。
クリップを複数選択してcontrol+クリックで”新規マルチクリップ”を選択します。

作成画面がでてきたら“同期にオーディオを使用"にチェックを入れましょう。
ソフト側でカメラに入ってる音声を元に自動でクリップを同期してくれます。
けっこうな精度で判別してくれるので、音声は別で収録している場合でもカメラマイクを適正なレベルに設定しておくように気をつけましょう。
アングルアセンブリという項目が、ここでは”クリップ”になっています。
このまま作成すれば一つのクリップに対してひとつのアングル、として処理されます。

MV撮影時には曲アタマにクリックをつけておくと、演者さんたちもわかりやすいし編集時にも同期しやすいのでオススメです。

ライブ収録などで同じカメラで撮ったクリップが複数に分割されてしまっている場合、同じ”カメラ名”に設定してアングルアセンブリを”カメラ名前”ごとに設定すると同じカメラ名のクリップはおなじアングルとして処理されるので、編集するときにとても楽チンです!

マルチクリップを編集する

さ、同期されたクリップを編集していきましょう。
ここでタイムラインに作成したマルチクリップを並べて、表示→ビューアに表示→アングル(command+shift+7)を押してみます。

左側にすべてのクリップ、右側に採用されているクリップが表示されるようになります。
これを見ながら編集していけば一番よいアングルを選択できますね。
ここでポイント!
おそらくこの状態で再生すると、Macのスペックや同期しているクリップ数にもよりますが、再生に処理が追いつかない場合があります。
そんな時はビューアの右上の”表示”から最適化/オリジナルからプロキシに変更しましょう!

ここでプロキシを選ぶと、見た目上の画質は落ちますが処理が軽くなるのでスイスイと再生できるようになります。
マルチクリップを処理する場合以外でも、エフェクト処理などで再生が遅くなる場合はとても有効です。
プロキシ再生なら2014年製メモリ16GBのmac book proマルチクリップ9カメ同時再生スイスイでした。
覚えておいて損はないです!
ここで“プロキシが見つかりません"という警告が出てしまった場合でも、ファイル→メディアをトランスコード→プロキシ作成でプロキシファイルをつくれます。
※書き出す時には最適化/オリジナルに戻すのを忘れないようにしましょう

番号でカット割り

さて、無事にマルチクリップが回ったらあとは対応するクリップの数字を再生しながら押していくだけで編集ができちゃいます!
ここまでくれば後はひたすら番号を打ち込み続ければ編集の出来上がりです!

裏ワザ?

ちなみに音声だけのファイルもマルチクリップに取り込むことができます。
マルチクリップ化されたファイルは一括で編集できますので、途中を切ったり動かしたりするときに音声も一緒について来るので実はめちゃくちゃ便利です。。!!

 

いかがでしたでしょうか?
MVライブ映像などの音楽系の映像に加え、インタビューなどで映像と音声が分かれているものを一緒に扱う時などにもマルチクリップはとても便利です。
ぜひ活用してよきFCPXライフを!

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