初心者必見!!リハスタドラムチューニング!!

2020-05-06

おはこんばんちわ!

リハスタのドラムをちゃんとした音にしたい
リハスタのドラムを自分好みにしたい
リハスタのドラムを持って帰りたい(←犯罪ですww)

読めば分かるドラムスピードチューニングのご紹介!一読ください(^^)

ドラムチューニングとは

ドラムヘッドという革を太鼓の胴に張り、締め付け音を整える作業。

打楽器である

チューニングと言っても弦楽器のように絶対的な音程に合わせる作業ではなく、革の張り具合を調整して好みの音程に変えたり、倍音の出方を操作するというのがドラムチューニングの特徴です。

正解がない

太鼓によって個々の音程幅がありそれに絶対的な決まりは存在しません。だから難しいと感じるか、だからなんでも良いと感じるかはこの後ご紹介する方法でクリアにしていこうと思います。

ドラムチューニングに必要なもの

チューニングキーと耳

チューニングキー

ドラムチューニングをするには専用のチューニングキーなるものが必要です。楽器屋さんへ行けば売っておりますし、スネアとか買うとついてくる場合もあります。基本、回すことができれば何でも良いですがつまんでまわせる下記画像のような物が速くてオススメです。

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音が聴ける耳ということで普段よく聴くドラムの音を覚えておいて想像してチューニングに反映させるという一番大事なものになります。

時間を省くトータルサウンドデザイン

リハスタでは時間が大事

リハスタドラムにおけるチューニングの基本

ドラムのチューニングでよく耳にするのが、テンションボルトを対角線に均等に締めるとか、各テンションボルト付近の音程を統一にするとか、いろいろありますがそんなんは自分の楽器でやりましょー笑。もちろん間違えではありませんがそのほとんどが時間のかかる作業です。

セットを叩く

今回はリハスタ常設のドラムチューニングということですのでまずは叩いて確認します。ここで文句がなければ何もすることはありません笑笑笑。筆者「きよいち」も年一あるかないかです。

一番気になるものを見つける

実はこれが一番重要で、個人練習でもバンド練習でも練習時間は限られております。いかに速く練習できるかがリハスタ利用のポイントとなりますので気になるものから手を付けていくようにします。

スピードチューニング

キック編

ロゴが入っているフロントヘッドは触らず打面ヘッド側を調節します。フロントヘッドはついてればOK!まず低域がほしいときはビーターと水平の位置になる左右のテンションボルトから下半分を締めるとローが出てきます。逆に出すぎているときは緩めるようにしましょう!

ローがコントロールできたら次にアタックをコントロールします。ここの順番は間違えないようにしましょう!!

アタックは手に近いところ、上部についている左右どちらかのテンションボルトを締めるとコントロールできます。ここで、もし音の判断がつかなくなった場合はアタックをコントロールする一本をテンションがかからなくなるところまで緩めて徐々に締めていくようにすると音が確認しやすくなります。

次に倍音をコントロールするのは中にはいっているミュートになります。リハスタの場合ミュートは固定されているところが多いかもしれません。毛布などが入っていてアクセスできる場合は打面ヘッドの当たり具合を調整して倍音のコントロールをしましょう。

スネア編

スネアサイド(下のヘッド)から調整しましょう!スネアはスナッピーがついている都合強めに締めます。目安はヘッドを力強く押してやや凹むぐらい。スネアサイドはこれでOK!

打面側はスナッピーをオンにした状態で片方の腕で普段演奏するように叩きます。叩きながらもう片方の腕で好みの音程になるまでテンションボルトを時計回りに締めていきます。このときに頼るのは音程を聴く耳とテンションボルトを回す手の感触です。各テンションボルトが同じぐらい締まっているかどうかは回す硬さで判断します。好みの高さになったらスネアはいらない倍音がたくさん出ておりますので手っ取り早くガムテープでミュートします。

最後にミッドローの調整としてスナッピーのかかり具合を調整します。ここは好みですがスナッピーを緩めると伸びがあるふくよかな音に、逆に締めるとタイトでアタッキーな硬い音になります。

タム編

タムはインチ問わず同じアプローチでチューニングします。

まずは裏側のヘッドですが一律緩めにセットします。こちらもスネアのチューニング同様手の感覚に頼ります。緩めにというのは、タムはバンドアンサンブルの中で伸びすぎると邪魔になることが多いので比較的速く終息させる音作りを目指します。このため裏面を張りすぎると音が消えるレンジがとても狭くなり打面ヘッド側のチューニングがしづらくなります。

例えばこの音程好きなんだけどなーとなった時、裏面と丁度共鳴しあって音がいつまでも終息しないということになりかねません。話を戻しぃ〜打面ヘッドはど真ん中を叩きながらテンションボルトを時計回りに締めたり緩めたりです。

ここでスネアと違うのは、好みの音程になったら一度一箇所のテンションボルトを最緩に戻してから徐々に上げていき倍音をコントロールします。音程も多少変わってしまいますが、いらない倍音がが出なくなるポイントがありますのでそこで止めます。そーすると無駄な倍音のない終息が早いクリアなサウンドが出来上がります。

トータル編

気になる箇所からチューニングしていき、修正が終わったらトータルで演奏してみます。ここで確認したいのはタムの共鳴です。バスドラと干渉しているとタムだけが鳴り響き、とてもうるさいドラマーになってしまいます。

本来は個々のチューニングで解消できることですが、ここはリハスタ!時間がありませんので店員さんにガムテを借りて、止まるまでタムに貼り付けてやりましょーー!!笑

まとめ

今回はあくまでもリハスタに置いてあるドラムをいち早くチューニングして自分好みにする、ということですので、細かなセッティングまでは言及しておりません。特にバンドで入るなら時間は限られておりますし、音もドラムだけではありませんので、他の演奏者の邪魔にならないようなドラムチューニングを目指していきましょー!!