バンドで同期をやろう!パソコン?MTR?最初に決めたい必要な導入機材まとめ

2020-08-04

こんにちは!最近は多くのバンドが「同期」(打ち込んだシンセなどをライブで再生)を使ってライブしてますね。まだ同期を経験していない、メンバーに詳しいヤツがいない。。。。

でも「同期」やりたい!!!!

なんて方もいるのではないでしょうか?ここでは詳しい使い方はさておき、同期で使われる機材の種類とメリット、デメリットをご紹介してきます。

同期で使われる機材の種類とメリット・デメリット

iPod・スマホ

これが1番コンパクトで、誰でも使えます。なぜならば機材(スマホ)の操作がわからないはずがないから 笑

ステレオ音源を再生できるので自宅のDAWなどで「L ch」にオケ、「R ch」にクリックをいれてドラマーさんは「R ch」を聴きながら叩けばOK!


メリット:とにかく軽量、余計な機材が増えない!後に記載する他の機材のバックアップ(壊れた時の予備)として用意するのもアリ!

デメリット:
PA側での再生が「L ch」のみのモノラルになってしまうので音の広がりが出せない。

MTR(マルチトラックレコーダー)

一昔前はバンドのセルフレコーディグといえばこれでしたが、最近は同期で使う方がほとんどですね。同期音源をSDカードなどに入れてMTRに取り込みができます。使い方も一度覚えてしまえば簡単ですし、アマチュア・インディーズ界隈では最も多く使われています。


メリット:再生専用機だけあって機材のトラブルが少ないので安心!ヘッドフォンにだけクリック再生が可能なのでPA側にもステレオで再生できる。

デメリット:事前に取り込んだ音源を再生するだけなのでその場での編集、調整などには不向き

ZOOM R8 【16GB SDカードプレゼント!】安心の日本正規品!マルチトラックレコーダー

PC(パソコン)

1番導入難易度は高いですが、その分自由度も圧倒的に高いのがPCです。プロの同期は9割パソコンで再生しています。パソコンとは別に音を出力する為のオーディオインターフェース、ドラマーがヘッドフォンで聞くための小型ミキサーなどが必要です。スタジオレコーディングの環境とほぼ同じで、ただ「録らない」だけですね。


メリット:DAWが使える人ならリハや本番前などの微調整が簡単にできる!オーディオインターフェースの出力数次第ではパラだし(シンセとコーラス、リズム系を分けてPAへ渡す)ことも可能!

デメリット:
所詮はパソコンです。トラブルはつきものでPCが立ち上がらない、固まった!など起きる可能性があるので現場処理能力がない方だとライブ会場でお手上げ!になってしまうので注意が必要!

▽PCでの接続方法などをまとめた記事はこちら

まとめ

今回は導入編ということでざっくりとご紹介しました。まずは「どの機材を使って同期するか?」だと思いますので参考にしていただければと思います。ちなみに筆者はわりとPC、DAWの操作も慣れている為、断然PC派です。今度はPC同期での機材セットアップなどご紹介できればと思います!